令和しょっぱなの連休に体調不良、病で無いけど疾患なのか、この、過敏制腸症候群
水便に苦痛
本記事は下記のリンクからほぼ引用、
http://www.machida-ichou.com/column/file02/02.html
ガンなどの器質的な病気が原因ではない機能性便通以上の中で、
もっともよく遭遇する疾患が「過敏性腸症候群」です。
通勤や通学途中、あるいは大事な会議や試験の前、生活環境の
変化などから急におなかが痛くなったり、腹部不快感のために
トイレに駆け込んだ経験はないでしょうか?
もしこうした症状が長期間にわたって続くようなら、
過敏性腸症候群の疑いがあります。
その名の通りストレスに腸が過敏に反応して便通異常が
おこる疾患です。
ストレス社会の到来によって、今ではだれもがなる可能性のある
現代病の一つといわれており、先進国に多い病気です。
通勤・通学の途中で駅に降り、トイレに行かなければいけない。
会社や学校に行く日の朝食後におなかの調子が悪くなる。
腹痛、おなかが張る、おなかがなにか気持ち悪い、おなかが
鳴るなどの症状がよくある。
排便回数が減少したり、便が出にくかったりする。
下痢便または軟便が1日2~3回、時にはそれ以上おこる。
あてはまりますか?
あなたの症状自分の症状に従ってフローチャートを辿っていくと、
便秘・下痢の原因が過敏症腸症候群なのか、それ以外の
胃腸疾患なのかを知ることが出来るチェックシートです。
● 便通異常の自己チェックシート
あなたの症状が過敏性腸症候群かどうか、チェックしてみましょう。
下痢もしくは便秘が続いている(または繰り返す)
おなかが痛い/
おなかが張っている/
おなかがゴロゴロ鳴る/
ガスが溜まった感じがする
上記の症状が一つ以上ある
便に血が混じることがある
最近やせてきた(体重が減少した)
夜中におなかが痛くて目覚めることがある
ストレスを強く感じると下痢や便秘がひどくなる
過敏性腸症候群の可能性があります。
医師にご相談下さい。
過敏性腸症候群ではないと思われます。
しかし他の胃腸疾患の可能性が疑われますので医師にご相談下さい。
では次に「過敏性腸症候群」の病型と症状について、そしてその
治療についてお話しします。
過敏性腸症候群とは、おなかの症状の下人となる器質的疾患
(ガンや潰瘍など)が見つからないにもかかわらず、腹痛や
腹部不快感を伴う便秘や下痢が続く病気で、3つのタイプがあります。
1.便秘型
腹痛や腹部不快感などの腹部症状を伴い、便秘を主症状とするタイプ
2.下痢型
腹痛や腹部不快感などの腹部症状を伴い下痢を主症状とするタイプ
3.交替型
腹痛や腹部不快感などの腹部症状を伴い、便秘と下痢が交互に
くるタイプ
多くの場合、ストレスによって症状が誘発され、様々な症状が
現れますが、おなかの症状以外に全身性症状や不眠などの
症状が出ることもあります
腸の症状
・腹痛
・便秘・下痢
・おなかがなにか気持ち悪い
・おなかが張る感じ
・残便感
・ガス症状、おなかがゴロゴロ鳴るなど
その他の症状
消化器症状
嘔気・嘔吐、食欲不振など
全身性身体症状
頭痛・頭重感、疲れやすい、めまい感、背部痛、肩こりなど
精神症状
不眠、不安感、抑うつなど
10~40歳代の人及び女性に多いと言われていますが、最近は中高年層にも
多く見られ、人口のおよそ12~22%の人が過敏性腸症候群の症状を
持っていると推定されています。
ライフスタイルの改善とストレスの解消を心がけ、あまり努力や心配をしすぎずにリラックスした生活を送ることが基本です。
薬物療法としては、便秘や下痢、腹痛などの症状に合わせて薬が
用いられます。
● ライフスタイルの改善
1.食事
・食事は3食を決まった時間に摂りましょう。
・食物繊維の多いものを摂るようにしましょう。
・便秘の人は刺激の強い食品を、下痢の人は冷たい飲み物等を避けるようにしましょう。
・便秘の人は水分(1日に1.5~2L)や繊維質の多い食品を摂り、
ガスが溜まる場合は繊維質の多い野菜や豆類などを
控えめにしましょう。
・暴飲暴食を避け、胃腸に負担をかけないようにしましょう。
・下痢の人はアルコールを控えましょう。
2.日常生活
・喫煙を控えましょう。
・十分な休息・睡眠をとるようにしましょう。
・朝食後には、便意がなくてもトイレに行く習慣をつけましょう。
3.ストレス解消
・散歩などの軽い運動をしましょう。
・スポーツや趣味を生かして気分転換をし、ストレスの発散を心がけましょう。
4.75点主義
・何事に対しても完璧(100点満点)を求めず、75点でよしとする”75点主義”を実践しましょう。
● 過敏性腸症候群の薬物治療
過敏性腸症候群の治療薬は症状に合わせて用いられますが、症状は
人によって千差万別ですので、この薬さえあれば大丈夫というものが
ありません。
薬の使用については、医師に相談するようにしましょう。
● 心理療法
生きている限り全ての人にストレスは存在しています。
また自分ではストレスと感じていなくても、実際はストレスに
なっていることもあります。
したがって、医師やカウンセラーに悩みを相談し、ストレスへの
対処法を工夫する方法も行われます。
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