2020年2月24日月曜日

2月23日、天皇誕生日、“陛下堅固であられんことを”、国民の切なる願い

60歳といえば、民間では赤い“ちゃんちゃんこ”を着て人生のこれからの余生を
祝うのだが、陛下にはこれから天皇としての人生がはじまる。
高齢になれば体調維持が一番問題、日本国民はそれだけを~~
“健やかで堅固あられることを”一番願ってる・・



【動画】天皇陛下60歳のお誕生日 「始まって間もない象徴の道、責務果たす」 
新型肺炎の早期収束願われ
2020.2.23 00:10ライフ皇室・天皇陛下 60歳

天皇陛下のライフワークである「水」問題に関する本をご覧になる天皇、皇后両陛下=令和2年2月12日午後7時45分頃、東京・元赤坂の赤坂御所(宮内庁提供)

天皇陛下は23日、60歳の誕生日を迎えられた。
これに先立ち、東京・元赤坂の赤坂御所で記者会見し
「象徴としての私の道は始まってまだ間もない」とした上で
「責務を果たすべくなお一層努めてまいりたい」との決意を示された。
陛下が昨年5月の即位後、会見に臨まれたのは初めて。

陛下は即位日に行われた諸儀式に際し
「我が身が担う重責に思いを致し、身の引き締まる思いがし、厳粛な気持ち」に
なったとご回想。
即位後の約10カ月は「天皇の一つ一つの公務の重み」を感じたと振り返られた。
国内外からの祝福には
「お一人お一人の声に支えられて今日を迎えることができている」と
謝意を述べられた。

国民に寄り添うことを軸とした象徴天皇像を模索する一方、社会の変化に
「対応した務めを考え、行動していくことは大切なことであり、その時代の皇室の
役割」とも指摘された。
譲位の意義や、安定的な皇位継承のあり方に関する質問には
「言及することは控えたい」と明言を避けられた。

還暦を迎えたことは「もう還暦ではなく、まだ還暦という思い」とご表現。
60年を振り返る中、昭和39年の東京五輪が
「初めての世界との出会い」だったとし
「世界の平和を切に願う気持ちの元となっている」と明かされた。また、
阪神大震災、東日本大震災などは「忘れることのできない記憶」とし、
「被災地に長く心を寄せていきたい」と誓われた。昨今の新型コロナウイルスの
感染拡大にも触れ、早期収束を願われた。